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令和元年 北陸ブロック会総会

7/7(日)、北陸ブロック会総会が教育プラザ富樫にて実施されました。
富山大学のK教授をはじめ、北陸3県の会員21名、パルからは9名参加しました。

平成30年度の事業報告ならびに会計報告の後、今年度の事業案および予算案の審議があり、10/19~20、福井にて開催される東海北陸ブロック合同交流会について、たんぽぽの会N氏から企画案の説明がありました。今年度の役員についても承認され、今後10年の総会、交流会、北陸ブロック会議、理事、評議員の担当持ち回り案についても確認し、会員が高齢化していることもあり「みんな10年後まで元気でいようね~」と、笑える場面もありました。

午後は発達障害者支援センター「パース」の瀬戸所長をお迎えし、自らの生い立ちや家族のあり方から「親の卒業と子供の自立について」お話いただきました。年月の経過と共に、親子の関係や家族の役割も変わっていきます。親は障害である子供が生きる支柱であり、心の支えとなって子供のおかげで親も育ってきました。ところが、親の高齢化に伴い逆に親が障害である我が子を頼るようになり、子供が成長することも。
また、子供の自立にはいろいろな形があり、一人暮らしするようになったら自立という訳ではなく、家庭内自立という形もあるということや、親の卒業とは何が卒業なのか、子供が自立しても親は卒業できないことなど考えさせられました。
結局のところ、私達障害児の親はすごい!間違いなく素晴らしい親である!ということを確信した次第です。

講話の後は、自由に意見交換しました。最近の若い親御さんたちはラインなどでつながっており、これまでの親の会には入会してこない状況や、成年後見制度についてのアドバイス、65歳を過ぎてからもB型就労は継続可能なこと等、子供が高齢になってからのことも話合われました。何はともあれ、これから先の不安はあるものの親子共に元気で日々過ごせることに感謝し、一日一日を大切に生きてゆきたいと思いました。そして、親の会の存続はこれから更に重要性が増すと感じました。

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